ミネラルウォーターの、のむシリカで一躍有名になったシリカ水。
でも、
「シリカって一体どんな成分?」
「どう体にいいの?」
「大量に飲んでも大丈夫?」

そんなふうにモヤモヤしている方が多いのではないでしょうか。
ここでは「シリカ・ケイ素とは」についてわかりやすく解説していきます。

シリカ・ケイ素(珪素)とは?
簡単に言うと、人間の体全体を支えているミネラル成分のことです。
健康はもちろん、老化や美肌、免疫力に直結している成分とも言われています。
もっと詳しく知りたい方は↓ここを読んでね。
この地球上で酸素の次に多く存在する元素の1つです。
地球の表面は30%のケイ素と70%酸素でできています。
土や岩などにの鉱物(結晶性)に最にも多く含まれ、稲やじゃがいものなどの植物(非結晶)、人体の中にも存在しています。
人間の体の骨・関節・血管・皮膚・毛髪・歯・爪などの細胞多く含まれており、必須ミネラルとして健康を支えています。
ケイ素は老化と直結する成分であることから、「予防医学」「免疫力向上」につながるとして注目されています。

シリカとケイ素の違いって何?
多くのシリカ商品は、ケイ素=シリカと表現されていることが多いですね。
ここでは基礎知識と言うことで違いをお伝えしておきます。
正しく言うと、ケイ素と酸素が結合した状態をシリカ(SiO2)といいます。
ケイ素は単体で存在することができず、必ず酸素と結びついて存在しています。
その状態をシリカと呼びます。

シリカのミネラルウォーターにはどのくらいケイ素が入っているかについても後ほど説明します。

ケイ素には種類があります。
ケイ素は大きく分けて3つの形で存在しています。
- 鉱物(結晶質)
鉱物性として最も多く存在しているのはが石英(水晶)。地殻内にはシリカが大量に含まれており、地球の表層の約6割がシリカを含む鉱物です。この鉱物性のシリカを素材に、飲用以外にもガラスやコンクリート、シリカゲルなどが作られています。 - 珪藻土・湧水(潜晶質)
動植物の死骸が石灰化したものに元々含まれる不溶性のシリカが原料。天然の ミネラルウォーターなどに含まれるシリカも珪藻質に含まれます。 - 植物(非晶質)
植物の中でも稲のもみ殻が一番多くのケイ素を持っています。もみ殻からの栄養素もプラスされ、今のケイ素の中で唯一安全が厚生省から保証されているものです。
シリカの健康への役割
私たちの身体は、水とミネラル元素で形成されています。そのミネラル元素の中の一つがケイ素です。
ケイ素は自分の体内で生成することができないため、40歳代を過ぎると体内のケイ素はほとんど無くなってしまいます。
その頃から年齢を感じ始めると言われているのもケイ素の減少と大きく関わっているからでしょう。
ケイ素が不足すると起きることとは?
そのほか
- 免疫力の低下
- 肌のたるみやシワ
- 骨粗しょう症、骨折
- 高血圧や動脈硬化などの生活習慣病
- 動脈硬化
- 糖尿病
- 感染症(風邪、肺炎、ヘルペス、真菌症)
- 脳の老化(認知症、パーキンソン病、うつ)
体内ケイ素はほんの数パーセントしかない微量ミネラルですが、この少ないケイ素が大きな役割をしています。
シリカの大きな特徴は、栄養素同士をまるでセメントのように繋げ、それそれの栄養が最大限の力を発揮させることができることです。
若返りをうながすケイ素の効果
正しいケイ素を選び、正しく摂取するとケイ素は確実に体に応えをくれる優秀な成分です。
デトックス効果
人々の生活の一部となったジャンクフードやコンビニ食。
このような加工品で現代の人々は知らず知らず毒素を蓄積しています。
そう言ったもはや避けられない重金属などの毒素を排出してくれる効果がシリカにはあります。
美肌・アンチエイジング効果
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[2-right bg_color=”#FFF5EB” title=”トラブル肌になりやすい状態” style=”1″]
[/2-right] [/2col-box] [2col-box] [2-left bg_color=”#FFF5EB” title=”骨密度のアップ” style=”1″] [/2-left] [2-right bg_color=”#FFF5EB” title=”カルシウム以上に大切なケイ素” style=”1″]
[/2-right] [/2col-box] [2col-box] [2-left bg_color=”#FFF5EB” title=”若々しい髪質” style=”1″]
[/2-left] [2-right bg_color=”#FFF5EB” title=”コシがなく艶のない髪” style=”1″]
[/2-right] [/2col-box][2col-box] [2-left bg_color=”#FFF5EB” title=”ケイ素が摂れてる健康的な爪” style=”1″]
[/2-left] [2-right bg_color=”#FFF5EB” title=”ケイ素不足で起こる薄い爪・二枚爪” style=”1″]
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医療先進国ドイツでは圧倒的人気のサプリメントがケイ素です。
注意:効果が得られるシリカと得られないシリカがある
正しいシリカを選び、正しく摂取をすればシリカは即効性を感じられる素晴らしい成分です。
[jin-iconbox01]シリカの選び方は大変重要です。必ず知っておきましょう[/jin-iconbox01]
シリカの選び方と飲み方
以下の3つを必ずチェックしてください。
- シリカ原材料は何でできているか?
- シリカ含有量
- 飲み方は1日数回に分けて飲む。
順番に説明していきます。
1.シリカの原料は植物性を選ぶ
鉱物性を原料としているシリカは発癌性を含のリスクがあります。
よく、「シリカの過剰摂取はしない方がいい」という記事を見かけますが、これはある意味正解です。
なぜなら鉱物性のシリカ は必要以上に摂ると体に悪影響があるからです。
水晶などから抽出する鉱物性ケイ素には、発癌物質が含まれています。
さらに、水溶性と書かれていますが、実際のケイ素は溶けてはいません。
鉱物性シリカの抽出方法は2,000度の熱で石英を溶かして製造しますが、その時は確かに水溶化の状態に一旦はなります。しかし冷えてくると再度結晶化されてしまうのです。
結晶質に戻ってしまうと体に吸収されなくなります。
なので、効果体感が思うように得られないのです。
2.ケイ素含有量の多いもの
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3.体内シリカを増やす飲み方は、1日数回に分けて飲むこと。
シリカを補給すると、腸によって吸収され、約120分で血清内のケイ素濃度が上昇。
そして生体内で重要な役割を果たし、3時間から9時間かけて尿として排出されます。
過剰に摂取されたケイ素や吸収に至らなかったシリカは尿となって排出されます。
そのため、一度に摂らず数回に分けて摂取するのが一番効果的です。
厚生労働省 食品添加物の基準に認められているのは植物性シリカのみ
鉱物性のシリカ(ケイ素)は発ガン性があるため、食品として厚生省に認可を受けられません。
また、母乳代替食品及び離乳食に使用してはならないと定められています。
WHO(世界保健機構)に認められているのは植物性シリカです。
「シリカの過剰摂取に注意」と言われる理由
植物性のシリカは厚生省に安全を認められているため、どんなにたくさん摂取しても全く問題はありません。
むしろどんどん体が改善されたり、免疫力もアップして良いことしかありません。
過剰に摂取されたケイ素や吸収に至らなかったシリカは、全身を廻り仕事をした後は尿となって排出されるだけなので、いくら飲んでも構いません。
ただし、鉱物性は別です。飲みすぎるのは絶対に危険です。
鉱物性シリカを飲むのであれば、1日の摂取量を必ず守って下さい。
もともとは、シリカ商品は鉱物性がメインでした。 鉱物性シリカの方が歴史が古く、商品も多数売られています。 そのシェア率は90%と圧倒的に高いのが現状です。 それに比べて植物性シリカは後発です。
ー植物性シリカの特徴としてー
- もみ殻が持つシリカ含有量は約20%と高い
- 籾殻には他の栄養素も多数含んでいる
- 人との親和性がある。
- 稲は鉱物と違い多孔質で、シリカが体内に吸収する仕組みを持っている。
- 水溶化に適していて体に吸収される。
などシリカを抽出する素材としては理想的な素材です。
ー後発だった理由ー
籾殻から安全かつ高濃度でシリカを抽出する技術が非常に難しく、30年という歳月を費やしてしまったことです。 安全で、かつ浸透させるための粒子がナノサイズにすること。 など、高い基準を設けたことで時間とコストが鉱物性以上にかかってしまったのです。 そのため、今もまだ植物性シリカのシェア率も認知度も低いままです。
このように、シリカはこれまで鉱物性だけが摂る手段でしたが、技術が進歩しより高い安全性と確かな質を備えた植物性シリカへと移行しつつあります。
ここだけ覚えよう
- ケイ素はアンチエイジング・免疫力の基礎となるミネラル成分
- シリカの原材料選びに注意!
鉱物性と植物性に分かれており、厚生労働省から食品として認められているのは植物性シリカだけです。
さらに体内への吸収率が一番高いのも植物性のシリカです。
人間の体は自己免疫力をどう備えるかが鍵となります。
まだまだマイナー成分であるシリカの存在は人類の未来に影響を与えるのは間違いないようです。